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平泳ぎ練習方法

平泳ぎのキックは、2種類あります。ウイップキックとヴェッジキックです。

ウイップキックは、もともと体の構造上、出来ない人がいるので、まずそのチェックからしましょう。

  *ヤンキー座り(和風便所座り)ができますか

  *おばあちゃん座り、足首を曲げて座れますか

このうち1つでも出来ないとウイップには向いてないですよ。その人はヴェッジキックに切り替えましょう

ではウイップキックの練習です

(腰掛けキック)
   プールサイドに腰掛けて、かかとだけを水に入れます。

   このとき膝の間隔はげんこつ1つ分です。そして葉っぱの形をかかとで水に描きます。

   開きながらまんなかまでいったら閉じながら、膝を伸ばします。

   このとき、膝が開いたり、つま先が水の中に入らないように注意しましょう。

   できるようになったら、勢いよくキックしてみます。水が遠くに飛びますか?

   隣のコースまで飛ぶなら合格です。 土踏まずでキックするような感じでします

(壁キック)
   プルの壁を持ってキックの練習をします。沈まないように、ヘルパーを使用してもいいでしょう

   このときのキックも膝が開き過ぎないように注意します。

   よく膝を曲げたときに、足首が伸びてしまうので注意しましょう。

(腹ばいキック)
   膝が曲がりすぎる人の矯正練習です。

   プールサイドにビート板をひいて、腹ばいに寝ます。腰のあたりから水につけてキックします。

   そのときに膝が壁にあたらないようにしましょう。

(板キック、ヘルパー付)
   ビート板を持ってキックします

   この時に足首が伸びないように、しっかりつま先が開くようにします。もちろん膝は離さないで下さい

(板キック)
   ヘルパーを外すと足が沈むので、浮力あるキックがほしくなります。

   ですからヘルパーをつけて進むようになってから外すと良いでしょう。

   補助する人は正しいキックの軌道を描くようにして体に覚えさせます。

   できようになったら、だんだんキックを強くしていきます。

   足の裏で水の感触がよく分るようにキックしましょう

(背面キック、ヘルパー付)
   お腹にヘルパーをつけ、あお向けになってキックします。

   これは膝が入りすぎるのを矯正したり、足首がなかなか曲げて出来ない人の練習です。

   キックするために膝を曲げたら、必ずかかとを持ち、足首が曲がっているか確認しましょう

   案外、自分では曲げているつもりでも、曲がってないので手で確認します。

   そして、かかとを持ったら足に力を入れて離します。ポッンとはじかれたようにキックします。

   この時も正しい軌道でキックしてください。あお向けになっているので、膝がお腹に入る人は沈みます

 

足首の矯正の仕方

 

(かかと持ち)
   プールの壁を持って、手でかかとを持ちます

   この時に足首が曲がっているか確認してください。そして勢いよく、はじくようにキックします。

   何度もやって足首が曲がるように、体に覚えさせます

(おばあちゃん座り)
   正座をして、足を外に崩します。

   この時に足首もしっかりと曲げて座ります。なにかにつかまっても良いので、そのまま立ちます。

   そのときの足の動きが、平泳ぎのキックです。痛いかもしれませんが、強制的に足首に覚えさせます

 

プルの練習

 

(陸上練習)
   正しいプルを学んでください。

   気をつけるところは脇を閉めるときに肘が体の横にいかないようにしましょう。

   あとプルの最中に肘が手のひらよりも高い位置に置きます

(プルスイム)
   プルブイを使ってします。(ビート板でも可)しっかりと潜って泳ぎましょう。

   脇を勢いよく閉めるように意識しましょう。潜るときはおでこから…

(片手スイム)
   たまにすることもありますが、あまり効果がない練習です。気晴らしと思っていいと思います。

   基本的には平泳ぎは左右セットで同時に掻く方がいいです

(ドリル)
   キックを3回、プルを3回、スイムを3回づつ繰り返します

   プルの時は、軽くドルフィンキックを入れてもいいでしょう (足が沈まない程度)

 

スイムの練習

 

(インターバル)
   時間を決めて何本も泳ぎます(サークル)平泳ぎは慌てて泳いではいけません。

   しっかりと伸びるところは伸びて泳ぎましょう

(ダッシュ)
   25m、50mを100%の力で泳ぎます。

   でも伸ばすところを省いてはいけません。たくさん掻かないようにしましょう

(遠泳)
   平泳ぎは4泳法のうちで1番エネルギーを使い、1番抵抗が多い泳ぎです。

   ですから、長く泳ぐととても疲れてフォームが崩れます

   あまり、しないほうがよいでしょう。むしろインターバルで泳ぐといいでしょう

 

平泳ぎなら、1番簡単だ、長く泳げれるという人は、

それは 《 カエル泳ぎ 》 といいます。

それは、平泳ぎではないので、あしからず

 

 

ルール集

 

平泳ぎはたくさんの規則があります

〇潜水泳法の禁止…1回のプルの中で必ず呼吸しないといけない。

   ただしスタートとターンは、ひとかきひとけりだけ潜水してもよい

〇ターン時の片手タッチ禁止…ターンする時は必ず両手でしないといけない。片手で回る方が速いので

〇ゴール時の片手タッチ禁止…つまり片手を伸ばしてタッチしてはいけません

〇傾き泳ぎの禁止…体はいつもプールに対して平行、水平でなくてはいけません。傾いて泳いではいけない

〇ドルフィンキックの禁止…あおりあしはできません。足首が伸びて変なキックもいけません

〇水上リカバリー禁止…リカバリーは水の中でします。バタフライのように泳いではいけません。

   でも、体の前で脇を閉めた時に手が出てしまうのは、なんかいいみたい

〇隣の人の足をひっぱるの禁止・・・あたりまえだっちゅーの

 

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